コラム

一升瓶のサイズはどれくらい?規格や特徴について解説

焼酎や日本酒をはじめとするお酒が入っている容器のサイズは様々です。

中でも、多くの人がイメージするサイズといえば一升瓶ではないでしょうか。

日本酒や焼酎に限らず、ワインなどでも一升瓶が使われるケースがあります。

ところが、一升瓶がどれくらいのサイズかと聞かれたときに、正確に答えられる人は少ないでしょう。

一升瓶のサイズを把握しておくと、贈り物としてお酒を贈る際にも大変重宝します。

また、一升瓶の特徴を知ると、より焼酎や日本酒に愛着が湧くでしょう。

こちらの記事では、一升瓶のサイズについて、規格や特徴も踏まえて解説します。

一升瓶のサイズについて知らない人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

焼酎に使う一升瓶とは?

日本酒や焼酎が入っている一升瓶は、醤油やみりんなどの調味料にもよく使われていました。

最近は、手軽なペットボトルや紙パックが主流となっていますが、焼酎や日本酒における一升瓶はまだまだ需要が高く重宝されている容器です。

 

一升瓶の歴史

一升瓶が使われ始めたのは、明治時代にガラス瓶で日本酒向けに製造がはじまりました。

品質の保証の観点や密閉性も高く衛生的に保存できるのも一升瓶を使うメリットとなり、現在に至るまで活用されています。

 

一升瓶の特徴

一升瓶の色といえば、茶色をイメージする人が多いでしょう。

実際、昔から一升瓶は茶色の遮光性が高いガラスが使用されています。

次いで多いのが緑色の瓶ですが、こちらも茶色と同じく遮光性が高いのが特徴です。

こうした遮光性の高い一升瓶が多いのは、焼酎や日本酒などの直射日光や光による劣化を防ぐことを目的としています。

最近は、青色や透明の一升瓶も多く見かけますが、遮光性が低い瓶に入ったお酒を選ぶときは冷暗箇所に保存して、日光が直接当たらないように気をつけましょう。

 

 

一升瓶のサイズについて

一升瓶に入る焼酎や日本酒の量はどれくらいになるのでしょうか。

また、一升瓶以外の焼酎の瓶についても解説していきます。

 

一升瓶の容量

一升瓶の「升」という単位は、尺貫法という昔ながらの計量単位が基盤となっています。

現在、主流となっている単位である「リットル」に置き換えると、一升は1.8リットルです。

ちなみに、徳利の基本的なサイズである一合は180ミリリットルであり、徳利10本文が一升瓶の容量ということになります。

また、一升瓶の高さは、39.8センチメートルあり、90センチ四方の風呂敷で包むことが可能です。

お祝いで一升瓶を持参するに、風呂敷に包んで贈ると、粋な演出をしてみては如何でしょうか?

 

瓶のサイズ

一升瓶以外の瓶といえば、四合瓶がポピュラー。

四合瓶は720mlの容量が入るサイズです。

日本酒を量る際に、江戸時代より以前から使われてきたのが「盃(はい)」という単位でした。

1盃は四合にあたる量であることから、四合瓶が定着したといわれています。

または消費者が飲む容量や保管スペース等の確保等から四合になった説等上げられます。

最近は五合瓶や飲みきりサイズの小瓶も登場しており、その容量は実に様々です。

お土産として手軽に持ち帰ることができる上に、飲み比べとして複数の銘柄を楽しむための小瓶セットも人気があります。

ただし、容量が小さくなればなるほど、割高になります。

 

 

瓶のサイズは日本独特の文化

この様に瓶のサイズには、日本が誇る古くからの文化が影響していました。

現代ではお酒の瓶に使われるバリエーションも様々です。

自分のライフスタイルや用途に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。

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